かぐや姫の物語、試写会行ってきました。
混雑覚悟ではやめに行ったら、って思ったけど、そこそこの人出。
風立ちぬ、に比べると少ないかんじ。
ジブリ、宮崎監督の印象のほうが強いのかな。
以下、ネタバレ含む覚書。
昔話風な始まり。
淡い色彩。
ラフなかんじの線。
四季が移り変わる様子がとてもきれい。
姫が一番幸せな時間なんだろうな。
季節が移り替わるようにすくすくと、こわいくらいすくすくと育つ姫。
ここで誰も「なんでそんなに成長早いんだよ!?」ってつっこまないのがすごい。
竹藪からの黄金だの薄絹だの、様々な贈り物を見てはっちゃけちゃう翁。
『姫はこんなところにいていいお方じゃない!』
はっちゃけた翁、都に家を建てるため、黄金を持っていきます。
翁、都でだまされるんじゃないかってどきどきしたけれど、そういう汚い話じゃなかったみたいです(^^;ヨカッタ
そしてある日突然、都に連れて行かれる姫。
姫は都に嫌気がさすけれど、翁は都に固執します。
媼は都の邸宅の片隅に村のころのような家を建てて暮らします。
対照的なふたり。
都で美しいと噂になる姫。
ここから定番の5人の公達とのやり取り。
公達がまぁ酷い描かれようwww
これはちょっと嫁に行きたくないよ…たれ目怖いよ。
体よく5人はあしらえたけれど、とうとう帝に言い寄られちゃいます。
帝の顎が!顎が気になって集中できない!
月!?
三日月なの?
帝こそが月の使者なの!?ってくらいの顎。
なんでそんなにとがってるの!?
まぁそんな馬鹿な話はさておき。
帝に言い寄られた姫、いきなり悟ります。
私、月の娘だ!
月からお迎え来ちゃう、どうしよう!?
突然なのでぽかーん。
え?もしかして姫、中二病?
姫が「私、月の娘なの!お迎え来ちゃうの!」って周りに訴えれば訴えるほど、中二病っぽい…ていうかそれにしか見えない。
自分で自分の設定作っちゃった!?みたいな。
セリフ回しが余計そんなかんじでねー。
都から逃げ出して、育った村に帰った姫。
幼馴染のお兄ちゃんに会います。
追手がくるっておびえる姫に、
『俺がどこまでだって連れて逃げてやる!』
兄ちゃん、かっこいい!
でもさ、君、嫁と子供いたよね?
捨てちゃうの?嫁と子供捨てちゃうの?
結局ここは夢落ちで終わるんだけど。
もやもや。
姫の犯した罪と罰。
いまいちわかりません。
地上に思いを寄せるのが罪で、地上に落ちるのが罰…でいいんだよね?
キャッチコピーに使われている割には、印象が薄いです。
そして私的、最大の難関。
姫が美女に見えない。
ラフな線のせいなのか。
髪がざんばらなせいなのかっ!
美しくない…。
あと、なんか女官にパタリロ混じってるよね。
あれ、パタリロだよね。
ちなみに次男君の感想は「柴犬かわいかった!」
うん、最後、数秒でてきたね。